(通りすがりの) 見知らぬ人と目があって…悩ましい挨拶の仕方

 

日本人は握手が嫌いですか?

 

日本人は、外国人と接触する機会が増えるにつれ、少しずつ「握手」という挨拶にも慣れてきました。しかしながら、かつて日本が封建社会だった頃は、男女が同席することも、親しく言葉を交わすこともいけないとされており、まして手を握り合うことなどもってのほか!

・・・でしたから、挨拶として「握手」が馴染まなかったのは当然のこと。もちろん、現代社会においては堂々と握手ができるようになりました。それでも、普段の生活の中で日本人同士が握手をする…という行為はまだまだ多いとは言えません。

 

 

 

 

 

日本人が挨拶のキスをすることはありますか?

 

浮世絵の春画 (しゅんが) にあるように、性愛の表現としてのキスは昔からあって、「口吸い」と呼んでいました。つまり、キスは、性愛の行為としては民族を問わず人間としてごく自然な行為なのでしょう。

しかしながら「挨拶のキス」となると、握手以上に日本人には抵抗があります。様々なキスの習慣については外国映画などで見慣れましたから、ほっぺにチュッという程度に対しては抵抗がなくなっていますが、それでも、(挨拶の場面で) 自分の方から顔を寄せていく日本人はなかなかいないですよね☺️

 

 

 

 

 

 

日本に住む外国人が感じる違和感  ☆

 

 

 

あなたは日本に住む外国人です。

 

例えば今、

あなたは街の通りを歩いているとします。歩いていると、よく他の外国人と遭遇します。その時、お互いに目が合いますよね。この時、どちらか一方は軽く会釈くらいはするでしょう。すると相手もマナーとして会釈を返します。

 

この一連の行為、なぜなのでしょう?どうして私たちはこの奇妙な会釈をしないといけないのでしょうか?「やあ!」とか「ハロー」って言ってはダメなのでしょうか?これが  “日本流の配慮” といったものなのでしょうか?

もちろん、道でばったり遭遇した見知らぬ外国人と目があって何かを感じた場合、全く何もしないで無視するのも変です。ちょっとした頷きや会釈くらいがちょうどいいのかもしれません。それでも、、、なぜみんな会釈をしたがるのかなぁー?

 


 

 

 

 

 

見知らぬ人への会釈は悪いこと?

 

もちろん、「会釈」は悪いことではありません。世界中の多くの人たちが、このような場面では同じようなことをしています。ただ、これがベストだとはどうしても思えないのです。

結局のところ、見知らぬ外国人と目があったときどうするのかはその人次第です。軽く会釈するのがベターなのかもしれません。でも、、、私は笑顔とともに、「やあ!」とか「ハイ!」と声をかけることを強くおすすめします。

 

 


 

 

 
そうすることで、(たとえ相手が見知らぬ人であったとしても) その人の一日をハッピーにすることができると思うのです!それに、その方がすごく人間らしいですよね!きちんと挨拶をすることで、相手もあなた自身も気持ち良くなるはずじゃないですかっ☺️