「日本に旅行に来てがっかりしたことは何ですか？」という質問に、外国人たちの意見は様々ですが、例えば、「本音と建前が理解できない」といった声がよく聞かれます。
さらに、「変な外国人が多いこと」「声が小さすぎること」などいろいろあるのですが、中にはあまりにも日本の居心地が良すぎて「逆カルチャーショック」に苦しむ人たちがいるそうです。
※ 逆カルチャーショック・・・日本に住んだことのある外国人が母国に帰って文化の違いに苦しむこと
ともあれ、ここでは外国人から見て変な日本文化についてざっとみてみたいと思います。
満員電車
特に東京においては、殺人的な混雑に苦しめられます。長年東京に住んでいる人でさえなかなか慣れることのない「通勤ラッシュ」。外国人の方がいちどこれを体験すると「日本なんてもう嫌だ〜！」となり兼ねませんね。
終電の時間
東京のような大都会では、六本木や歌舞伎町などの繁華街は24時間賑やかです。しかしながら、電車も24時間稼働しているかといえばそうではありません。つまり、終電時間を気にしながら間に合うように遊ぶか、オールナイトを選ぶか、はたまた何万円もかけてタクシーで帰るか。あなたならどうしますか？
英語が下手
日本人はあまり英語慣れしていないので、「これくらいは英語で通じるだろう」といった簡単な英文であってもよく通じないことがあります。なので、日本に旅行に来る海外の皆さんは、キーワードくらいは日本語で話せるようにしておいた方がいいかもしれませんね。
人気ラーメン店の大行列
日本では、ちょっと美味しいと評判が立ったりメディアに取り上げられたりするとすぐに行列になってしまいます。特にラーメン店などは回転が早いので、少しくらいの行列もなんのその。みんな並ぶんです。というわけで外国人の皆さん。ちょっとめんどくさいかもしれませんが、人気のお店で並ぶことも日本の文化だと思って楽しんでみてください。
麺類をすすって食べる文化
おそらくこれは日本だけで許される (バッド・マナーとされていない) 行為なのですが、ラーメン屋そば、うどんを食べる際に日本人はズズズーっとすすります。本来であれば汚い音ですよねー。でも、慣れている日本人にとってはこの音が美味しそうに感じてしまうんです。不思議なもんですねー。
納豆
ネバネバするし、臭いし、「よくこんなもの食べれるなぁ」と思われがちな納豆ですが、多くの外国人は本当に苦手なようです。「日本大好き！」を公言するアメリカ人も「納豆だけは絶対にダメ！」と力強く言い切ります (笑)。
公衆浴場で裸に…
温泉といえば、多くの外国人旅行者が日本に期待している際たるイベントの一つなのですが、案外、シャイな外国人にとってはかなりのプレッシャーのようです。「恥ずかしいよぉ」「人前ですっぽんぽんにはなれないよぉ」とトーンダウンです。
マスク
多くの日本人は、インフルエンザが流行している時期や花粉症の時期にマスクをつけています。そうでなくても、ちょっとシャイな人や口臭に自信のない人、有名人など、世の中はマスクマンだらけです。これは異邦人からしてみると奇妙な光景のようですよ。
人前でチーンと鼻を噛まない
現在はそうでもないようですが、一般的に外国の人と比べて日本人は公共の場で鼻を噛む行為をよしとはしていません。下品な行為なのです。それでも、近年は欧米文化の流入により、「噛みたい時には噛む」ように変わってきています。それでもおそらく、大好きな異性の前ではなかなか噛めないのではないでしょうか？☺️
正座
日本人であっても、お寺に行くことがなければなかなか正座をする機会もないのですが、外国人旅行者は座禅や武道などにも興味があります。当然「正座」しなければなりません。でも、、、やっぱり今まで一度の正座をしたことのない人には非常に厳しいもの。「日本人って楽じゃないなー」と思うことでしょう。
ハイテクなトイレ
便利なのは良いことなのですが、日本のトイレは使い方がわからず困ってしまいます。興味本位で適当にスイッチを押してみると、意外なところから水が出てきてびしょ濡れになった…なんてことも。
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いかがでしたか？
外国人でも日本人でも、異文化に触れる機会をもつことはとても素晴らしいことです。どんなに自分のやり方にそぐわなくても、異文化を尊重し広い心で受け入れる姿勢が大事です。
そういったことを踏まえて、国内外の旅行を楽しまれてはいかがでしょうか。そして、日本に来てくれている外国人の皆さんには「これでもかっ」というくらいに親切にしてあげてくださいねー☺️