日本の伝統的な食文化である「和食」が国連教育科学文化機関 (ユネスコ) の無形文化遺産に登録されました。でも、実際の日本人の食生活は西洋化が進んで大きく変わり、多彩になってきています。
一番の大きな変化はパン食の取り入れでしょう。朝食にパン、スクランブルエッグ、コーヒーといった食事を摂る人も少なくありません。
サラリーマンの昼食は、昔は弁当を持っていく人が多かったのですが、近年は、会社近くの食堂で洋風から和風まで選び放題です。多くの小中学校には給食があります。栄養のバランスが考えられた食事なのですが、時には和風とも洋風とも言えない不可解なメニューもあります。
帰宅後に食べる夕食もあれこれ取り混ぜたもので、和・洋・中様々です。ひと昔前から子供たちは典型的な和食よりもハンバーグやカレーといった洋風を好むので、家庭の夕食の傾向は子供たちに引っ張られています。
・・・といった「日本の食文化の変化」を前提に、今回は「外国の人が面白く思うであろう日本の食にまつわるちょっと変な伝統文化」をいくつか紹介しておきたいと思います。
1. 忘年会
忘年会とは年末に催される宴会のことで、一般的には「その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会」のことを指します。こんなことしなくても、気の合う仲間同士であれば日頃から飲み歩いているはずです。ただ、敢えて「忘年会」と銘打って飲み会を開催するところに日本らしさを感じてしまいますね。😀
2. 豆まき
節分は雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・ 立冬)の前日のことです。特に、2月3日は春の訪れを祝う行事として毎年恒例の行事となっています。
「霊界がこの時、我々の世界の近くに来る」「デーモンが現れる」…ということで、「鬼は外!福は内!」と豆をまき、年の数だけ豆を食べたりしますが、細かいルールは地域によって異なります。
3. 恵方巻き
恵方巻きとは、節分に恵方を向いて食べると縁起が良いとされている太巻寿司のこと、及び、それを食べる風習のことです。近年、節分と言えば「豆まき」よりも「恵方巻き」の方が有名かもしれませんね。
毎年変わる幸運な方向に向かって1本の巻き寿司を食べ続けるという、食品会社に踊らされている感しかないスペシャルイベントです😄
4. 餅つき
年末年始の風物詩ともいえる餅つきを禁じる自治体も増えてきているそうです。その理由は、屋外で第三者に振舞われがちな餅は、多くの人が手に触れるため、菌やウイルスが付きやすく、集団食中毒になる恐れがあるからなのだとか。
でも、非常に美味しいこの伝統文化。いつまでも残り続けてほしいものですねー!
5. ラーメンをすすって食べる
日本以外の国の人たちから見ると、麺類をズズズーっと音を立てて食べる行為は下品極まりないのですが、私たち日本人にとってはなぜかそれが当たり前なんです。逆に、お上品に、麺を1本1本食べているのを見るとイライラします (笑)。
ただ、食事中にゲップやオナラをする行為は失礼なので絶対やめましょう!😃
6. クリスマスにケンタッキーフライドチキン
近頃日本人たちは、なぜだかクリスマス頃にKFCでフライドチキンを買ってきて、当たり前のように食べるようになってしまいました。これも「チョコレート」「恵方巻き」同様、見事マーケティング戦略にはまってしまった結果なのですが、筆者は「クリスマスはチキンよりもフレンチ料理」を好みます♡
7. コーヒーが大好き♡
日本人はこんな風にコーヒーを楽しんでいます♡
8. 手酌酒はダメ!
手酌とは、一人で酌をして一人で飲むことです。ちょっと風情があっていい飲み方だとも思うのですが、どことなく寂しさも感じてしまいますね。手酌を英訳すると「pour one’s own sake」…
手酌酒は「出世しない」とも言われていますが、そこはケースバイケースで使い分けましょう。一人でお酒を飲む夜は、手酌するしかありませんから…ね😊
他にも、
日本には以下のようなスペシャルなものがあります。海外の友人たちにぜひ教えてあげましょう!
☆ 生の馬肉を食べる!
☆ めっちゃ高いメロンがある!
☆ 相撲取りが作るちゃんこ鍋はとにかく美味い!
まとめ♡
外国の人が日本に来て、まず驚くことの一つが「食事」なんです。「こんなものまで食べるの〜?」
- 納豆
- 生魚
- ちりめんじゃこ
- 焼きそばのサンドイッチ
- わさび
- すっぽん鍋
- こんにゃく
- 生卵
- ふぐ
- クジラ
- タコ
よくよく考えてみると確かに不思議なものばかりですね〜😀