穏やかな紅葉 (秋) の季節。日本では「実りの秋」として穀物の収穫や豊作を祝うお祭りが多いのが特徴です。また、裸踊りなど男たちの力強いお祭りも目白押しです!
暑い夏が過ぎ去り、涼しい風に吹かれながら、地域の伝統行事や屋台 (露店・縁日) を楽しむのって本当に素敵ですよね!情緒と風情があります!
というわけで、
ここでは【秋に開催されるお祭り】をまとめてみました。もちろん全部ではありませんが、代表的なものを集めてみたので参考になさってくださいね ☆
🔴 沖縄 (9月)

《続きを読む》エイサーとは、本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつで、主に各地域の青年会がそれぞれの型を持ち、旧盆の夜に地域内を踊りながら練り歩くものです。
一言で「エイサー」と言ってもその形態は様々ですが、その中でも旧与那城町、旧勝連町で見られるエイサーは「パーランクー」という方張りの太鼓を用いたエイサーで、締め太鼓とは違った雰囲気を醸し出しています。
また、太鼓を使わない「手踊りのみのエイサー」もあり、これがエイサーの最も古い形ではないかとも言われています。
近年では、エイサーの型を取り入れつつも音楽はポップスを使用するなど進化しており、衣装が独創的な「創作太鼓」のグループも数多く存在しています。
時にエイサー目的で沖縄旅行を計画してみるのもいいのではないでしょうか☺️
🔴 大阪 (9月, 10月)

《続きを読む》大阪府岸和田市で行われるお祭りで、勇壮な男衆がだんじり (地車) を勢いよく曳き廻してて市内を駆け巡る様子はとても有名です。
岸和田では、人々の生活や人生がだんじりのお祭りを中心に動いている、といっても過言ではありません。あなたも、だんじりの花形スターである屋根乗り(大工方)の勇姿を生で観てみませんか☺️
🔴 熊本 (9月, 10月)

《続きを読む》このお祭りのクライマックスは神幸行列ですが、その中で特に観客の注目を集めるのは神輿に付き従う 随兵(ずいびょう)」と「飾り馬(かざりうま)」の奉納行列です。
「随兵」は、加藤清正が文禄・慶長、大坂から無事帰還できたことを神前に感謝し、みずから随兵頭となって兵100名を引き連れて藤崎宮の神幸式に供奉(ぐぶ)したのが起こりと伝えられています。
飾り馬は、近年は60団体以上が奉納し、「ドーカイ、ドーカイ」という威勢のよい勢子たちの掛け声と、ラッパなどの鳴り物で賑やかに行進しながら熊本市内を練り歩きます。
🔴 千葉 (9月下旬頃)

《続きを読む》Tokyo Game Show (TGS) は、コンピューターゲームをはじめとするコンピューター・エンターテイメントの日本最大規模の総合展示会で、千葉の幕張メッセで開催されます。
4日間開催され、前半の2日はビジネス & プレス向け、後半の2日は一般向けとなるようです。会場内には、ブランドやゲームキャラクターをイメージした衣装をまとったコンパニオンたちが。これを目当てに集まってくるオタクたちも少なくないとか。
🔴 池袋, 東京 (9月下旬頃)

《続きを読む》池袋西口の商店などが中心となって50年ほど続いている「ふくろ祭り」は、池袋の街全体がお祭り一色に染まる大規模なスケールで開催されています。
前夜祭に始まり、神輿のパレード、太鼓ショー、獅子舞、おはやし、宵御輿大パレード、沖縄エイサーショー、よさこいなどが行われます。
🔴 長崎 (10月上旬)

《続きを読む》長崎くんちは長崎市内にある諏訪神社の祭礼です。国の重要無形民族文化財に指定されています。
「龍踊(じゃおどり)」「鯨の潮吹き」「太鼓山(コッコデショ)」「阿蘭陀万才(おらんだまんざい)」「御朱印船 (ごしゅいんせん)」など、ポルトガルやオランダ、中国、ベトナムなど、南蛮・紅毛文化の風合いを色濃く残しています。
その独特でダイナミックな演し物(奉納踊)には、傘鉾、曳物(山車・壇尻)、太鼓山など、京都や堺の影響も窺えます。地元では一般的に「くんち」といいますが、お諏訪様(諏訪神社)への敬意を表し「おくんち」という人も。
「くんち」には「宮日」「供日」という字があてられることがありますが、旧暦の9月9日(くにち、九州北部地方の方言で「くんち」)に行ったことに由来する…という説が有力です。
🔴 愛媛 (10月中旬頃)

《続きを読む》このお祭りは愛媛県新居浜市を代表する秋のお祭りで、徳島の阿波踊り、高知のよさこい祭りと並ぶ四国の三大祭りの一つです。また、日本三大喧嘩祭りとしても有名です。
新居浜の人にとっては、「お正月には帰れなくても新居浜太鼓祭りの時は絶対に帰る!」というくらい大切なお祭りなんです。
太鼓台と呼ばれる絢爛豪華なお神輿型の山車を担いで練り歩く、勇壮で威勢の良いお祭りで、別名『男祭り』とも言われています。
🔴 箕面市, 大阪 (10月中旬)

《続きを読む》天狗にまつわるお祭りは日本各地で多く行われていますが、ここでは大阪のものを紹介しておきましょう。そもそも、祭りの起源は定かではありませんが、
からす天狗、役行者(えんのぎょうじゃ)、猿田彦など日本の天狗伝説は彼らによるものが多いとされています。
祭りの中で、天狗や神楽が子どもを追いかけて叩くのは邪気祓い・悪魔払いの意味があり、天狗に叩かれると元気で賢い子に育つ、女性はお尻を叩かれると子宝に恵まれるといわれています。
そういったこともあり、神楽と天狗が地域の家々を回り、お祓いを行い「無病息災」「子孫繁栄」を願うのです。
🔴 京都 (10月中旬)

《続きを読む》時代祭は葵祭、祗園祭とともに京都三大祭の一つとして知られています。国内はもとより、海外からの参観者も多く、沿道は国際色豊かです。
山国隊の奏する笛や太鼓の音色を先頭に、約2,000名・約2kmにわたる行列は順次、平安京の造営された延暦時代にさかのぼり、私たちの心に過ぎ去った京都の歴史をしのばせてくれます。まるで、日本の歴史の縮図のようです。
🔴 静岡 (11月上旬頃)

《続きを読む》大道芸ワールドカップは毎年11月初旬に静岡県静岡市で開催される大道芸を中心としたイベントです。1992年に始まった市民参加型のイベントで、例年 (4日間で) 200万人ほどの人々が集います。
このように、現在はアジア最大級の大道芸フェスティバルとなっています。日本国内はもとより、海外からのパフォーマーも多く参加しとても盛り上がっています。
🔴 鹿児島 (11月上旬)

《続きを読む》おはら祭りは南九州最大のお祭りで、2万人を超す踊り手たちが鹿児島を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」「渋谷音頭」にあわせて練り踊ります (総踊り) 。
他にも、躍動感あふれるダンス「オハラ21」、「パレード・マーチング&伝統芸能」、多くの子どもたちで賑わう「YOU遊広場」などなど、多くの催しものが行われます。