歴史上「最強」「人気」だった力士 (相撲取り) は誰?

 

「最強の格闘技は?」という問いによく候補として挙げられるのが「相撲」です。たとえば、全盛期のマイク・タイソン (ボクシング) やセーム・シュルト (総合格闘家) などは世界最強だったかもしれません。しかしながら、150kgもの巨体で力士ほど俊敏に動けるファイターはそうはいません。そう考えると、相撲が「世界最強格闘技の一つ」であることは間違いないでしょう。

相撲の歴史を紐解いてみると「神話の時代」にさかのぼります。そんな時代に「力比べ」として存在していた相撲が今の形になったのは戦国時代以降だと言われています。己の腕っ節だけが頼りの時代。武士の鍛錬のひとつとして、相撲は盛んに行われるようになっていったのです。あの織田信長も相撲が大好きで、安土城で大規模な相撲大会を開催していたようです。

 

そして江戸時代になると、相撲は興行として人気を博していきます。江戸時代の初期には神社の修復費用を集めるための興行として相撲が行われていましたが、ならず者の食い扶持になったり喧嘩や騒動の原因になったこともあって、幕府から禁止令が出たこともあるようです。それでも庶民はそこら辺で行う「辻相撲」が大好きでした。

そして江戸時代も後期になると、史上最強と語り継がれる雷電が現れます (雷電は21年の現役生活の中で254勝をあげ、わずか10敗しかしていないそうです)。そのような歴史を踏まえて、あなたは「誰が最も強く、人気だった力士」だと思いますか?

 

 

 

双葉山

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力道山

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大鵬

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千代の富士

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小錦

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舞の海

舞の海 (左)
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貴乃花

貴乃花 (右) 、武蔵丸 (左)
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高見盛

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朝青龍

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白鵬

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おわりに

 

ここ数十年を振り返ってみると、やはり千代の富士貴乃花の人気は他を凌駕しているようです。彼らは観ているものを感動させ、懸命に応援したくなる何かを持っていたのです。小さな体で大型力士たちをバタンバタンと投げ倒してみせたり、怪我にも屈しない取り組みで壮絶な勝ちをおさめてみせたり。

 

まさに、彼らのようなスーパースターたちの取り組みを生で観ることができたのは本当に幸せなことだと思います。今後も、彼らのようなスーパースター力士たちが現れ、伝統ある大相撲をさらに盛り上げていってくれたらいいですね!

 

最後に、

 

幕内における優勝回数は白鵬が第一位!

2位の大鵬 (32回) 、3位の千代の富士 (31回) 、4位の朝青龍 (25回)、5位の北の湖 (24回)、6位の貴乃花 (22回)、7位の輪島 (14回)を大きく上回っています。