訪日外国人の数ははいまや年間2,000万人を超えるほどになりました。私たち日本人にとっては、仕事やプライベートを通じて外国人と食事をしたり、観光地を案内したりする機会も随分と増えましたねー。
ちなみに、昨年の1,000万人目の訪日旅行者はタイの女性だったとか、そうじゃなかったとか…(^ ^)
でもちょっと待ってください!
彼らから日本のことをあれこれ聞かれても、全く答えられないじゃありませんかっ!
そこで、
・ロジカルに
・簡単な英語で
・日本を好きになってもらうために
まずは以下のような彼らの質問に答えてみたいと思います。
Q1: なぜ日本人ははっきり「ノー」と言わないの?
A1: だって、「ノー」って言ったら会話がそこで終わってしまう気がするんです。もっといろいろ話したいですし。それに、日本では、相手の意見に反対することは時に失礼なことだと思われるんです。
Q 2: 日本人は人前で家族を褒めませんよね?どうして?
A2: だって、日本では身内を褒めるのはマナーが悪いとされているんですよ。家族は自分の一部みたいなものなんです。だから、家族を褒めることは単なる ”自慢” になってしまうんです。
Q3: 日本の家ではどうして靴を脱がなくちゃいけないの?
A3: 靴を脱ぐとリラックスできるでしょ!?大丈夫!(クサイし) 誰も盗んだりしませんよ。靴下に穴が開いていたら笑われるかもしれませんが、別に気にしなくていいですって。
Q4: 大晦日におそばを食べるのはなぜ?
A4: 大晦日に長い麺を食べる習慣には、長寿や多幸への願いが込められています。あなたも日本に来たら是非食べてくださいね!
Q5: 日本ではどうして本にカバーを付けて読む人が多いの?
A5: 日本の書店では、買ってくれた本を丁寧に包装するのがサービスの一つ (おもてなし) なんです。これは大正時代に始まった習慣で、今では多くの日本人が望むサービスになっています。
こんな感じでどうでしょう?
なになに?満足できなかった!?
アンサーが短すぎる?
う〜ん、それは困りましたねー。
でも、英語で聞かれて英語で答えるってことを考えると、まずはこれくらいから始めましょうよ☺️
「暮らし」に関する質問に答えるのって案外難しいんですよ。だって、日頃 “無意識” にやっていることばかりなのですから!
例えば、書店で付けてもらうブックカバー。世界的に見ればかなり珍しいのでしょうが、「なぜ?」と聞かれると困っちゃいますよね。その理由を知るために、私は旅に出ました (笑)。
そして調べてみると、世界に類を見ない「包装文化」がその背景にはあったんです!すごいですねー!日本!
このように、ややもするとネガティブに受け取られかねない “No と言えない” 「日本人らしさ」を少しポジティブに説明しちゃいました(笑)
外国の皆さん!
日本人は挨拶で握手をしません。代わりにお辞儀をします。ハグやキスには慣れていません。男性はよくおしぼりで顔や首を拭きますが、それはあまり真似しない方がいいでしょう
とまあ、いろんな意味で ”ちょっと変わってる” 日本人ですが、できれば好意的に受け取ってくださいねっ!
我々は、いつの日か、あなたが屈強の日本びいきになってくれることを心から願っていますよっ