以下に、日本の変な伝統・文化をまとめてみました。(東京五輪を前に) 外国人の目から見て「日本って本当におかしな文化があるんだなぁ」ということを改めて理解しておきましょう。
例えば、
音を立てて麺を食べる下品な作法であったり、「つまらないものですが…」と余計な一言を付け加えて贈り物を渡す文化であったり。とにかく、外国人にとってあまりにも衝撃的、かつ摩訶不思議な伝統 & 文化が日本には本当にたくさんあるのです。
知り合いに、近く来日される方がいらっしゃるようであればぜひ、この記事の英語版を読んでもらいましょう。きっと、(事前に知っておかないと) えらい目にあうであろうお役立ち情報もあるはずですよ (笑)。
1. お辞儀
お辞儀はとっても大事です♡スポーツから結婚式まで、日常の様々な場面でよく用いられる最もポピュラーな日本伝統の一つです。友人を迎える時のわずかな会釈から、謝罪のための深ーいお辞儀まで、しっかりと学んでおいていただきましょう♡
2. 正座
正座は、畳があってこそ成立するとっても日本らしい伝統文化の一つです。冠婚葬祭などの儀式において、神社などで座る際にはこのマナーがとっても大事になってきます。そして、正座にはもう一つ。「正しい姿勢が大事だ」と考えられている (柔道や空手などの) 格闘技などにもよく用いられています。まさに、もっとも日本らしいポーズなんです♡
3. いらっしゃいませ♡
「いらっしゃいませ〜っ!」は基本的に、「どうぞ入ってください」という礼儀正しいお招き作法の一つです。例えば、忙しいデパートなどではスタッフが一日に何千回とこのフレーズを言い続けなければなりません。生き地獄ですね (笑)。居酒屋などでは、スタッフ全員が声を揃えて「いらっしゃいませ〜っ!」と言ってくれます。ただ…お客さんはこれに答える必要は全くありません (笑)
4. 銭湯
一昔前までの日本では、人々は家ではなく、銭湯に行ってお風呂に入っていました。現代社会においては、家庭風呂が一般的となっていますが、日本の伝統文化として、銭湯は今も全国各地に残っています。銭湯は、人々にとってのオアシスであり、コミュニケーションをするための大切な場でもあるのです。
5. 温泉で頭にタオル
温泉は日本人が大好きな気晴らし方法の一つです。人々は、小さなタオルを持って浴場に入っていくのが一般的です。しかしながら、タオルを置く場所はない。といったわけでおそらく、一部の人たちは頭の上にタオルを載せるのです。面白いですね〜!
6. 乾杯っ!
「乾杯っ!」は、飲酒の前の掛け声であり儀式のようなものです。この言葉を発せずに飲み始めてしまったらとっても失礼ですらある、鉄板中の鉄板の掛け声なんです。ですよね!?一杯目は皆同じ飲みものを頼むのがベストなのですが、近頃ではこの風潮が少しずつ変わってきています。「私梅酒、俺ジントニック!私烏龍茶!…」店員さんにとっては邪魔くさくて仕方ありません。
7. 先輩・後輩の関係性
日本では、学校やスポーツチーム、会社などで先輩・後輩の関係が大事にされています。これは、日本独特な年功序列の文化でもあります。後輩は、掃除のようなつまらない仕事を強要されるといった、海外の人からすれば「パワハラじゃないの?」「信じられない」と感じてしまうようなしきたりでもあるのです。この文化、正直外国人の目にはどう映るんでしょうねー?
8. 「4」はアンラッキー・ナンバー
日本では、「死」を連想させてしまう数字の「4」は忌み嫌われています。西洋文化の13に通じるものがありますね。この数字「4」は非常に不吉とされていますので、あらゆる場面で極力避けなければなりません。建物や部屋などでは敢えて「4」を外しているところもあるくらいです。
また、「死ぬまでの痛み」といった意味合いから「49」も嫌われている数字なので気をつけましょう。
9. 公の場で鼻を噛むのはあまりよろしくない?
海外では当たり前の「鼻噛み」ですが、日本では、人前で鼻を噛むのは失礼にあたります。外国人が平気で鼻を噛むのに対して、日本人はよく鼻をすすります。よくよく考えてみると、すする方が品がない気もしないでもないのですが…
せめて、花粉症の時期くらいは「噛んでもOK」ルールを作ってもいいんじゃないのかなーと思ってしまいます。皆さんはどう思われますか?
10. チップをあげる行為、日本では失礼!?
日本には、基本的にチップをあげる文化が存在しないため、これをやってしまうと「失礼」と考えられています。とはいえ、銀座のクラブやキャバレーなどでは当たり前にチップがやり取りされているんですけどねー。
ともあれ、一般的なホテルや飲食店などで店員さんなどにチップをあげてしまえば、彼らはチップを返そうと追いかけていくことでしょう。つまりは困惑の元になるのです。外国人の皆さん、よーく覚えておいてくださいね。
11. 歩きながらの飲食は恥ずかしい行為
歩きながら食べたり飲んだりする行為は西洋から入ってきた文化で確かに便利です。お祭りや花火大会など、屋台文化の中では日本でも広く行われていますが、一般的には「下品」だと見下される行為です。街中ではやるべきではありません。人前で、ましてや電車の中で何かを食べるなんて…Unbelievableです!
12. 時間に正確すぎる日本人
日本では、(驚愕するほどに) 時間に正確な公共交通機関を提供しています。例えば、東海道新幹線の平均的な遅れ (誤差) はわずか数十秒程度だとか。おまけに、たった2〜3分の遅れくらいで「遅れてしまい誠に申し訳ございません」の車内アナウンスが流れます。逆にインド人を見習ってみてはいかが!?
13. 地獄の満員電車
日本では、駅員さん (ラガーマン?) がお客を電車の中に押し込み、パンパンにして走らせます。そうでもしないとどうにもこうにも収集がつかないのです。でもこれって…世界的に見ると滑稽な絵ですよねー。
14. 電車内で眠る人々
日本人は四六時中疲れ切っているので、よく電車やバスの中で居眠りをします。場合によってはオフィスの中や公園などでも。時に (赤の他人の) 隣人の肩にもたれかかったりすることもあるでしょうが、そういった場合には、(できればそっと) 肩を貸したままにしてあげてくださいね。お互い様の精神です♡
15. お宅訪問時には手土産が必要
誰かの家にお呼ばれするようなことがあれば、それはとてもありがたく名誉なことです。しかしながらこの場合、あなたはいつも贈り物を持っていかなければなりません。それは、綺麗に包装されたリボン付きのお土産の方がベターでしょう😄
16. カプセルホテル
日本には、安くてただ寝るためだけのカプセルホテルなるものが普及しています。ここには、残業や夜遅くまで飲んで終電に乗り遅れた人たちがなだれ込んできます。のみならず、宿泊代を抑えたい多くの人たちにとっても今家人気の宿となっています。
そんなわけでこれ、実は世界にも少しずつ広がっていっているんですよ。とても安い!でもそれなりに快適!大浴場もありますしねっ!ただし、閉所恐怖症の人は避けた方がいいでしょう。